インフルエンザの薬といえばタミフル。しかし、あれだけ問題になれば使いたくないという方も多いと思います。どんな薬を服用する場合も必ず気になるのは副作用、リレンザという薬は副作用が少なくぜひ皆さんに知っていただきたい薬です!

リレンザとリレンザを手に持つ男性の画像

2017年05月の記事一覧

リレンザはお年寄りなら予防使用も可能?厚労省の情報

 リレンザは、予防薬として使用したときに、最も効力を発揮できるという面もあり、予防のために使用したいという需要は多いですが、予防目的の使用は制限されています。リレンザの多用によって、耐性ウィルスの出現が危惧されているからです。薬は多用されればされるほど、耐性のあるウィルスや菌が現れやすくなります。特にウィルスは、非常に簡単な構造をしているため、容易に変異します。遺伝子そのものが変化するような変異は10年から40年に1回の頻度で起こり、ウィルスの膜に付着する構造物に至っては、極めて短期間にしじゅう変異しています。膜の構造物のほんのわずかの変化であっても、ウィルスの型が変わったということになり、それまで効いた薬が効かなくなったり、ひと冬の間に再感染するようになったりします。同一の型であれば、免疫がしばらく効くため、ひと冬の間に再感染するようなことはありません。
 こうした事情から、リレンザに耐性のあるウィルスの出現を防ぐため、予防のための使用は、ごく一部に限られています。例えば、同居する家族がインフルエンザに感染している65歳以上のお年寄りなどです。医者の判断で、予防としての処方ができる都道府県もありますが、稀な例であり、ほとんどのところでは、条件を満たさなければ希望しても処方はされません。
 現在は通販で購入することも可能になっていますが、処方薬であるため、慎重な検討が求められます。厚労省が、薬の副作用を随時発表していますので、その情報を常にチェックしておくことも大事です。比較的新しい薬であるため、副作用について、完全にわかっているわけではありません。自己責任で使用するときは、そうしたことも常に念頭に置いておきましょう。

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